なんちゃってコンサートレポ

 

山本潤子アコースティックコンサート2009「ヒトイロ」

2009.6.21(sun.)

@ アイザック小杉文化ホール ラポール

18:30/open  19:00/start

晴れ

★全席指定  1LD6

2001年の伊勢さんとのジョイントコンサートを観て、遅ればせながら山本潤子さんのファンになった私であります。その後、富山には数回来ていただいているようでしたが次に見に行けたのは2008年の「Song For Memories」のステージでした。このステージ終了後、初めて潤子さんと少しだけお話をさせていただいたのであります。いつかはソロコンサートに行きたいな~と思い続けていたら翌年にそれが実現!今回のコンサートとなるのでした。


コンサート当日は「山本潤子さんを応援する会・富山支部?」の皆さんと集まってオフ会みたいなことがあって、コンサート前のひとときを楽しんでから皆さんと会場へ向ったのでありました。天気予報はあまりすっきりしない天気との予報でしたが、さすが潤子さん!「晴れ女」のパワーでいい天気に(ちょっと暑いぐらいでした)


6:00pm過ぎに会場に到着。物販で「Song For Memories」のDVDを購入(特典としてサイン色紙が付いていました)開演時間前にお手洗いへいって準備万端?会場へ。

わたしは前から4列目の真ん中より少し左のステージもよく見える通路側の席でした。さてさてメモの準備をして~~~。ステージを見ると左サイドにベース、センター後方にリズムセクション(パーカッション)、右側はギター、センターには潤子さんのマイク、その後ろに花が飾っておりました。


さて、開演であります~。まずはサポートメンバーの「テルテルボーイズ」の皆さんが、そして潤子さんが登場~~~!!お~~~、紫がかった青っぽいロングドレスが眩しい~!拍手の中「スカイレストラン」でコンサートがスタートしました。美しい歌声が会場に響き渡って、うっとりであります。開演前はちょっとドキドキでしたが、潤子さんの歌声ですっかり緊張感もとれて聴き入っていました。

「スカイレストラン」を歌い終わってごあいさつ。ご自身も天気の心配をされていたようですが、結果晴れたという事で、「晴れ女」の力のすごさを実感されていたようです。今回が「ヒトイロ」コンサート最終公演とのことで、がんばります!とのことでした。


次はギター(ギブソンCF-100)を抱えて「海を見ていた午後」「青い夏」2曲続けて。いや~、いい曲ばかり、特に「青い夏」がまさか聴けるなんて(潤子さんはカポ7での演奏でした)感動、鳥肌ものでした。バックの伴奏も歌声と合っていて良かったです~。アコースティックコンサートはうるさくないから個人的には好きであります。

曲によってバックの色が照明で変わっていましたです(グリーン~ブルーへと)


さてMCですが、富山という事で山好きの潤子さんの話題は映画「剣岳・点の記」へ。富山の知人から「剣岳・点の記」」のチケットを送ってくれたので富山に来る前に映画を見に行かれたそうです。山の美しさ、自然の恐ろしさをあらためて感じたとの事でした。私もメイキングをテレビでみたのですが、よくCGも使わずあれだけのものを撮られたな~と思いました。

潤子さんは50歳になって「山歩き」をはじめたとのことで、尾瀬には毎年行っていらっしゃるそうです。いつかは立山連邦にもチャレンジしていただきたいですね~。

さてここで、メンバー紹介であります。サポートメンバーは「テルテルボーイズ」といいまして、2005年発売の潤子さんのアルバム「スモールサークル」の録音メンバーでもあります。まずはベースの大久保利浩さん、今年入籍されたそうであります~(おめでとうございます~パチパチ~)続いてパーカッションは金武功さん、沖縄出身の方だそうです。言われてみるとそんなかんじに見えますね~。そして、アルバム「small circle」のプロデューサーでもあるギターの井川恭一さん。ファンクラブの会報に4コマ漫画を描いていらっしゃってこれが上手で笑えて、多才な方であります。ご先祖さまは富山・氷見の方とのことで一気に親近感が~~~。皆さん、黒の衣装で統一されておりました。


続いてアルバム「small circle」から「笑顔を見せて」「スターライト・アゲイン」と2曲。「スターライト・アゲイン」は倦怠期を迎えた夫婦の歌だそうです。アコースティックな感じがぴったり!コーラスもいいですね~。このあたりはこだわりがかなりあると感じました。


2曲終わって、ずっと立っているのはちょっと辛いとのことで椅子に座られました(腰、大事にしてくださいね~)

デビューして40年。まさかこんなに歌っているとはと。それもこれも「赤い鳥」があってとのことで「赤い鳥」時代の曲を3曲続けて。「竹田の子守唄」「赤い花 白い花」「忘れていた朝」を。懐かしいけれど、時間がたってもいい曲(歌)はいつ聴いてもいいものです。もう、この時点で潤子さんワールドにどっぷりであります。いい声だな~~~。井川さんのコーラスがこれまた良かったです。


ここで、現在新しいアルバムの制作をしている最中とのこと。発売は秋頃10月か11月ぐらいを目指しているようです。すでに24曲出来上がっているそうですが、アルバムに入るのは12~13曲とのことで選曲作業が大変だそうです。プロデューサーはハイファイセット時代からのお付き合いの「新川 博」さん。この方のすすめで、4月からブログを始めた潤子さん。デジタルにはあまり強くないご本人でありますが、ことあれば更新しているので是非みてくださいとのことでした。


ここで新曲披露~。アルバムに入るかどうかはわかりませんが~との注釈付きで、まずは「あったらいいなと思うもの」・・・優しい感じがいいですね。続いてアルバム「small circle」から「あと100年もすれば」・・・潤子さんの「チクタクチク」から始まるこの曲は日常を歌っているのですが、日々の生活~生涯~歴史へと展開がおもしろい曲であります。つづいては新曲「DON DON DON」・・・これも倦怠期の夫婦を取り上げた曲とのことです~(笑)視点がおもしろいですね~。


続いてはカバー曲。カーラ・ボノフさんの歌声で多くの方がご存知のアイルランド民謡のと「The water is wide」。不変の愛を歌った曲です。

潤子さんはこの時代の歌が好きなんだろうな~と改めて感じました。いい曲です!


そして潤子さんのお母様が好きだったとのことで、ドラマ「ジューン・ブライド」の主題歌「いつでも夢に花束を」。詩がいいですね〜、潤子さんの歌声で前向きな気持ちになります。


チューニングしながら、赤い鳥時代は音叉で5分ぐらいかけてやっていたそうです。現在はチューニングメーターなるものがあって便利に。赤い鳥の面々は音程にうるさい方が多いかな~。

キャリア・ウーマンをイメージした曲「Cool」そして「ヒヤシンス」の2曲。こちらは潤子さんのファーストアルバムに入っています。「ヒヤシンス」はいい曲ですね。個人的には大好きです。


続いてはある著名な作家さんをイメージしてコンサートのタイトルにもなった新曲「ヒトイロ」。ちょっと切ないかんじの曲でありました。曲調は「和」なかんじ。金沢で出来たそうです。


さて、続いてハイファイ時代に曲。シチズンのCMソングで杉真理さんが作った「素直になりたい」、そしてユーミンの「中央フリーウェイ」「卒業写真」。

ハイファイセットはリアルタイムだったので潤子さんというとこの頃のイメージが強い私であります。いいですね~、自然に歌ってしまいます。

盛上がったコンサートもここでいったん終了であります。何かあっと言う間でありました。


拍手の中、アンコール、潤子さん再登場であります。 潤子さんと言えばもうこの曲ははずせません。「翼を下さい」 皆さんも歌ってくださいとのことだったので思いっきり歌わさせていただきました(前の方すいません~)でもこの曲は何度聴いても鳥肌が立ちます。涙腺も緩みそうでした。

最後は新曲「あかり」でコンサート終了であります。初めての潤子さんのソロコンサートはとても晴れ晴れとして気持ちのいい潤子さんらしいMCでほのぼの〜なコンサートでありました。また富山に遊びにきてください~!!


コンサート終了後、コンサートの告知ポスターをいただいてまいりました。それと少しだけ潤子さんとお話も出来てうれしいかぎりでした。

今回は「山本潤子さんを応援する会・富山支部」の皆さん、遠路遥々来られたNさん、お世話になりました。ありがとうございました!!


※ メモ頼りなので多少実際の内容とは違いがあるかとおもいますが、ご容赦ください。